きたむらさとしさんの絵本、大好きです
今まで紹介した本の中にもいくつか出てきた「きたむらさとし」さんのえほん。きたむらさんの絵本との出会いはたしか図書館でした。一番最初に読んだのはこの時も書いていたけれど「パブロのてんらんかい」という本でした。
みっちゃんが「ぞうさん」とか「かばさん」とかわかるようになってきたころで、動物がたくさんいて、丸い淡いかわいいというだけじゃない私好みの絵と文字。そこからきたむらさんの本、ちらちらとチェックするようになりました。
いまのところ一番のお気に入りは先ほどのページで紹介していた
「ミリーのすてきなぼうし」
作:きたむらさとし BL出版
これかな。と思います。
前回の紹介ページから抜き出しますね。
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まず、帽子屋さん素敵だなーって入って行けるミリーがステキ。わーあのお店素敵だなー。見てみたい!と思いつつもあらこんな服装だったわ。とか、入って大丈夫かしら。なんて、そんな余計なことを考えてしまう、えほんママとは大違い。私も、純粋なワクワクを大事にしようって思ったわけです。
あと、帽子屋さんがステキ。読みながらやっぱりそうかーとはなる流れではあるのだけれど、お金のない小さな子供にも大人と変わらない対応。そしてそして、機転をきかせて、そしてやっぱりお客様として丁寧に扱ってくれる。人によって扱いが違うサービスマンっていますよね。この帽子屋さんはプロ。だからなんか読んでて嬉しかったりして。
そしてそして、ミリーの帽子がとにかくかわいいし、いろんなことに気づくところもステキ。そんなミリーを育ててるお母さんやお父さんもステキ。
読んでてとっても幸せになる絵本なのでした。
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ということで、もうとにかく一度手にして欲しいお気に入りです。
そんな「ジャケ買い」ならぬ「作家買い」の今回は
「ポットさんのぼうし」きたむらさとし
作:きたむらさとし BL出版 2013年
今回の絵本には小さなお話がみっつ。
目次もかわいいです。この絵みたいなかわいい文字もきたむらさんが描かれているのかな?わたし、絵本を選ぶときは背表紙もポイントでこの文字にもついつい魅かれてしまうのです。
なんだかほのぼのあったかい、ポットさんのおはなし。
ポットさん、ちょっと失敗しちゃって練習したり
かっこいいと思った「カウボーイハット」を買ったら全然気づいてもらえず
友達の「ケトルさん」はイライラしすぎて白い湯気だらけになっちゃって
読みながら、「うーん」とか「えー!」とか「うわー」とかいいながら、かわいいなぁと応援したくなったりほっとしたりできる絵本です。
そうそう、それとね、最近ずっとTバッグでお茶をいれていたけれど、かわいいポットが欲しいなぁ。かわいい帽子かぶせて顔を描いたらかわいいかもしれないですね。