1から10まで数えられるようになっちゃった「シャンプーだいすき」 作:きむらゆういち

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1から10までかぞえられるかな?

数を数える。最初はただの歌だった?

ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ

最近は、並んでいるものを指さしながら、ひとつ、ふたつ、・・・と、数えているのですが、指の進み方と、数え方の早さがあっていなく、よっつしかないのにいつつまで数えていたり、やっつあるのにむっつまでしか進んでいなかったりします。
それが昨日、ふたつしかないものを数えていて、みっつというので、みっつはないねぇと思ったら、物がない床の部分を指していて。あ、ちょっとわかってきたかなーなんて思ったのでした。

そんなみっちゃん、意味がわかってかわからずか、いち、にー、さん、しー、ごー、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう!を、歌うように最初に覚えたのはお風呂。

どっちが先だったかということは覚えていないのだけれど、
シャンプーだいすき
「シャンプーだいすき」
作:きむらゆういち 偕成社
写真は偕成社さんのホームページよりお借りしました。
をよく読んでいたのと、毎日肩までつかって数えていたからだと思うのです。

この時はたぶんまだ、数を数えているということではなくて、本当に、歌みたいに出てくる言葉で、えほんママもえほんパパも毎日そんなこというし、言ってみたら喜ぶし、わーい!たのしー!みたいな感じ??それがだんだん、「数」と認識されていって、今後、計算とかしちゃうわけだから、本当に不思議。ゼロから無限に広がっていくみっちゃんの体の中は、もう、毎日細胞たちが大騒ぎなんだろうなーって思います。

じつは最初に出会ったのは古本屋さんだったりして

仕掛け絵本のきむらゆういちさんの本はえほんパパがたくさん仕入れてきていくつか持っているのだけれど、0歳からというあかちゃん絵本。実はえほんパパが最初に出会ったのは古本屋さん。絵本をたくさん読ませてあげたいなーと思うけれど、何を買ったらいいかわからない。古本屋さんだと、同じ本が何冊かあったりするし、同じシリーズで多いものとかもあったりして、この本よく読まれているんだなーがよくわかったりするらしい。えほんママは、えーみっちゃんには新しい絵本を買ってあげてよーと思って最初はやだなーと思っていたのだけれど、理由を聞いてみたらなるほどねーと思って、たまに一緒にリサーチしにいったりします。

じつは、えほんママ、こういう本には手を出していなかったのだけれど…うーんと、こういう本っていうのは、あんまりえほんママ好みじゃない本っていうこと。えほんママ、ジャケ買いしちゃうタイプなので、背表紙のタイトルの書き方とか表紙とかが好みだとすぐ手が出て、そうでもないとあまり見向きもしなかったり。っていうのは完全にえほんママの好みの話なので、へーそうなんだー。と思っていただいて。そして本題に戻るけれど。

きむらゆういちさんのこの絵本、そしてこのシリーズは、おんなじキャラクターで展開されていて、大きな顔で、ページにしかけがあって、文章もリズミカルでね。なんだか安心感があったりして。それから、一緒に身振り手振りというのかな、まねっこできるのもいいです。それも親子で一緒にできる。だから本当に、小さなお子さんのママやパパにおすすめ。あぁ、こういう本、こどもは読みやすいし好きなんだなーと思ったんですよね。

だから、ま、えほんパパが買ってきてくれるというのもあるけれど、あんまり赤ちゃん向けの絵本がない(えほんママの趣味趣向が色濃く反映されてしまう)みっちゃん本棚にもきむらゆういちさんのしかけ絵本は結構並ぶようになったというわけ。本屋さんでみつけると、あ、これまだ持ってないな。みっちゃん喜ぶしな。と思っちゃうわけです。

絵本の中身はどんなかな?

さて、この絵本
おなじみのキャラクターがそれぞれ
あしやおててやせなかやかおを洗います。

それでね、さいごにみんなでおふろにつかって

いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお、
ろーく、しーち、はーち、きゅーう、じゅうっ!
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って数えるのです。

みーんな、すっきりさっぱり。いいきもち。

読みながらみっちゃんと

この本は他のきむらさんの本と一緒で、おやこで触れ合えるのがいいところ。

おててどこー?
せなかあらいまーす!

なんていいながら、おててをごしごししたり、あしはどこー?ここー。って教えてもらってみたり、せなかをごしごししたり、かみのけごしごししてみたり。絵本をよみながら自然とお互い体に手が行きます。えほんママもみっちゃんのことをごしごしするけれど、最近ではみっちゃんもごしごししてーというとごしごししてくれたりします。

おふろでもおんなじようにしてますよ。

みっちゃん、かたまでつかってー
いーち、にーい、さーん、しーい...

で、じゅうで終わりかと思いきや、
まだお湯につかれているときは
じゅーいち、じゅーに、じゅーさん...とすすみ

みっちゃんは、たまーに10以上も数えられるようになりました!

小さいころから読んでる絵本で成長を感じたりね

絵本って、みっちゃんを見ていると、その時々の読み方で興味の方向が違ったり、読み方が違ったり、遊び方も違ったりして、ものすごーく成長を感じるのによいツール。この本はたしか1歳に近い0歳の時に出会っているけれど、2歳になった今とはやっぱり読み方が違います。

最初はただの歌みたいだった「いーち、にーい、さーん」が、今では「数」になっているらしいし、お風呂でじぶんでごしごししているし、読み始めたころには考えられなかったこと。小さいころから読んでいる本ってそういうことを感じられるから、本棚はいくらあっても足りないけれど、いつでも好きな本を手に取れるようにしておいてあげたいなぁなんて思いました。

それにしても、こうやってすこしずついろんなことを覚えていく。
っていってもまだ2年しか生きてないのに、その吸収力って言ったら、もう、すごすぎる!としか言いようがないですね。

えほんママも欲しいな、その吸収力。

シャンプーだいすき [ 木村裕一 ]
価格:734円(税込、送料無料)

 

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