大人も楽しめる!「おやおや、おやさい」  文:石津ちひろ 絵:山村浩二

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えほんママおすすめ 絵も文も楽しめる絵本です

1歳の時から読んでいる大好きな絵本

出版社である福音館のホームページを見てみたら、「よんであげるなら2歳から」と書いてありましたが、1歳のときから読んでいたこの本はビリビリな状態です。2歳が近づいてきてそういうことはなくなっていったのですが、1歳前半かな。このころ家に来た本はビリビリな本が多いです。

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これはえほんパパが丁寧に直してくれたけど、ちょっと足りなかったページ。

で、テープだらけになっていたり、全部がつなぎきれていなくて穴が開いていたり、そんな絵本も多数。でも最近は安心して図書館で借りてこられるようになりました。いま、絶賛ビリビリ中のママさん、少ししたらおさまりますから安心してください。

耳鼻科で見つけてえほんママが迷わず買ったえほん

そうそう、この本は、耳鼻科で見つけて私が気に入った本で

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「おやおや、おやさい」
 文:石津ちひろ 絵:山村浩二 福音館書店

ホームページを見ていたら「くだもの だもの」が1冊目だったんですね。もちろん「おかしなおかし」も、3冊ちゃんと持ってます。やさいのとぼけた感じの表情とか、たくさんの野菜が出てくるところとか、韻を踏んでる感じとか、すごく気に入ってしまって、耳鼻科から帰ってきてすぐ注文しました。えほんママ好みなんですよね、こういう絵がね。それから、マラソンしてる野菜だけじゃなくて、応援してたり、水を配っていたり、そういう野菜もたくさん描かれてて、わー絵本ってこうやって世界を作って行くんだなぁって思ったのもある。

そんな、えほんママ好みで買ったこの本だったけれど、ビリビリ箇所がいっぱいなほどにみっちゃんはたくさん読んでくれました。

日に日に覚えている野菜や食べた野菜が増えていく

みっちゃんが最初に覚えたのは、たしか「にんにく」。それから、「かぼちゃ」とか「トマト」とか「ごーや」とか、それは食べたものだったり、実物を見たものだったり、お気に入りの絵だったり、音だったりするのだろうけれど、月日が経つにつれて、だんだんわかるものが増えて

これなーに?
これ、なんだっけ?
ナスはどこかなー?

っていう読み方になっていって。同じ絵本も成長によって読み方が変わるだなぁということをよーく感じた絵本です。えほんママの好みもあって、まだ食べていないお野菜もあるけれど、この本を読み始めた時よりは格段に食べている野菜も増えているし、小さな家庭菜園で自分で採ったことがあったり、今年植えた野菜もあったりで、これからも楽しめる絵本だなと思います。

覚えちゃうくらい読みやすい文章も楽しさのポイント

文は、韻を踏んでリズミカル。正直、最初はね、ん?って思ったりもしたのだけれど、この印を踏んだ文章、それもおもしろいポイントなのかもしれないです。最近あまり読んでなくて忘れちゃってるけど、本を開かなくても全部順番に言えたくらい文章自体はとても読みやすいし、絵を見てても親子で色んな会話ができる絵本です。

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