みっちゃんのぼうしはどんなぼうしかな
大人になってから知った、きたむらさとしさんの絵本
きたむらさとしさんの本、最初に出会ったのは「パブロのてんらんかい」という絵本で
みっちゃんはこれも好きなので今度ご紹介しますが、これをきっかけに知った「きたむらさとしさん」の絵本のなかでいまのところえほんママの一番のお気に入りは
主人公のミリー、羽のついた素敵な帽子と出会うのだけど
ミリーは学校の帰り道に帽子屋さんで羽のついた素敵な帽子を見つけます。だけどお財布の中は空っぽで買えない。それでも帽子が欲しいミリーに帽子屋さんが出してくれた帽子は...
ちょっと、聞いたことがあるような部分もあるかもしれないけれど、ここからミリーが素敵な世界に連れて行ってくれる、とってもかわいくてあたたかいお話。
大好きなので
もう、本当に個人的な感想を書きますね。
まず、帽子屋さん素敵だなーって入って行けるミリーがステキ。わーあのお店素敵だなー。見てみたい!と思いつつもあらこんな服装だったわ。とか、入って大丈夫かしら。なんて、そんな余計なことを考えてしまう、えほんママとは大違い。私も、純粋なワクワクを大事にしようって思ったわけです。
あと、帽子屋さんがステキ。読みながらやっぱりそうかーとはなる流れではあるのだけれど、お金のない小さな子供にも大人と変わらない対応。そしてそして、機転をきかせて、そしてやっぱりお客様として丁寧に扱ってくれる。人によって扱いが違うサービスマンっていますよね。この帽子屋さんはプロ。だからなんか読んでて嬉しかったりして。
そしてそして、ミリーの帽子がとにかくかわいいし、いろんなことに気づくところもステキ。そんなミリーを育ててるお母さんやお父さんもステキ。
読んでてとっても幸せになる絵本なのでした。
えほんママも、見守ってあげたいな
もしもみっちゃんが、空想の世界にひたってみたり、妄想するのが大好きになったり、頭の中で大冒険しているのならば、私はそっと見守りながら時には混ぜてもらいたいなと思うのです。